日本キリスト教団六ツ川教会

1月のお知らせ

1月第一週の聖日礼拝
1月5日(日)10:30~
説教:「神を示す人」  桐藤 薫 兄
聖書:ヨハネによる福音書1章14-18節
(礼拝は毎週ありますが、第一週のみ紹介しています)

今週の聖句:いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。 (ヨハネによる福音書1章18節)

2020年は東京オリンピックが開催されることもあり、日本はややお祭りムードにあります。景気の良いニュースが報道される一方で、私たちの日々の生活は良くなっているように思えません。それを誤魔化すかのように、お祭りムードで騒いでいるようにも見えます。
「神を見た人はいない」という言葉は、これは当時、「神を見た」という人が多くいたことを逆説的に示しています。「神を見た」という人は、分からない事柄、知り得ない事柄について、根拠もなく分かったつもりで話し、そしてその話を権威づけするために、「神」という言葉を使用していました。この根拠のない話に、多くの人々が振り回されていました。それゆえに「神を見た人はいない」という言葉は、「神を見た」という人々への痛烈な批判です。私たちは、そのように神を見たという人を通して神を見るのではない。主イエス・キリストを通して神を見なければなりません。主イエスこそ神を示す人であり、真理と恵みに満ちた方だからです。私たちは父なる神から恵みの対価を、主イエスの贖いによって支払っていただいています。ですから、私たちはその主イエスの御業を信じること、ただこれのみによって救いに与ることができます。私たちは世間の様々な空虚な情報に振り回される必要はありません。ただ、主イエスだけ見ればよいのです。
 この新しい一年に何が起こるのか、誰にも分かりません。分からないことを分かったつもりになるのではなく、分からないまま、主イエスの示してくださる道を歩み、父なる神の御業に信頼して委ねる、新しい年もそのように共に歩んでいきたいと思います。

1月5日(日)今月の聖書研究会はお休みです。

1月19日(日)おはなし会
礼拝後に、趣味や気になっていること等を当番の人が15分くらい話してくれます。皆でお茶を飲みながら聞きます。