新型コロナウィルスへの対応について
現在、新型コロナウィルス感染症の第二波が懸念されていますが、六ツ川教会は主の御言葉を聞き続けるため、細心の注意を払いながら主日礼拝を行なっております。
しかし、小さな教会堂に大勢の人が集まることは、ウィルス感染の観点からすれば決して好ましいことではありません。発熱、咳、くしゃみなどの症状のある方、新型コロナウィルスの感染により重症化が懸念される方(糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方)、混雑した公共交通機関を使わなければならない方は、くれぐれも無理をなさらないでください。
礼拝に来られる方は以下の点につき、ご協力をお願いいたします。
1. 教会堂に入る際は、手指の消毒とマスクの着用をお願いします。
2. 会堂内の換気をいたしますので、特に気温の低い日は服装での調節をお願いします。
3. 着席の際は、席をひとつ以上空けてください。
4. 礼拝の短縮を行なっております。詳しくは週報をご覧ください。
5. 教会堂での会話は最小限にとどめ、礼拝後はすみやかにお帰りください。
日本基督教団六ツ川教会 主任担任教師 桐藤 薫・役員会一同
9月第1週の聖日礼拝 平和聖日
9月6日(日)10:30〜
説教「光の中に立つ」桐藤 薫 伝道師
聖書 ヨハネによる福音書8章12-20節
(礼拝は毎週ありますが、第一週のみ紹介しています)
仮庵祭の期間は、エルサレム神殿の最も高い塔に火が灯されます。これは出エジプトの際に、神がイスラエルの民を火の柱によって導いたことを記念するためであり、「火の祭り」と言われるほど仮庵祭の時は神殿の至る所に火が灯されました。その火の光のもとで、人々は歌ったり踊ったりして賑やかに祭りを楽しんでいたのです。主イエスはエルサレム神殿の宝物殿(賽銭箱)におられました。当時の賽銭箱はラッパのような形状をしており、お金を入れるとかなり大きな音が鳴ったそうです。つまり主イエスは、火の光のなかで人々が賑やかに踊り歌い、また賽銭箱の大きな音が鳴るなかで教えておられたのです。「わたしは世の光である。わたしを信じる者は暗闇のなかを歩かず、命の光を得る。」浮かれている群衆の姿を照らす神殿の火の光と対照させるように、主はこの言葉を述べられました。
ファリサイ派の人々は、主の言葉を証人不在の信じるに値しないものと切り捨てました。しかし神の子である主イエスの言葉は、そもそも証人など存在するはずがありません。証明できない、確かさを保証できない。しかし神の言葉は、正しさを証明できたから信じるというものではありません。そのまま受け取り、そのまま信じるものです。主イエスを信じること、それこそが、主の光に導かれることであり、主の光の中に立つことなのです。ファリサイ派の人々は主の言葉を信じませんでした。それは、父なる神をも信じていないことを意味します。ならば、彼らにとって一体、何のための仮庵祭なのでしょうか。彼らは信ずべき子なる神が目の前にいながら、その光の中に立つことができませんでした。律法を恣意的に濫用して自分たちの立場を守り、他者を裁くことしか頭になかったからです。
主の光の中に立つとは、主を信じることです。そして私たちが他人を裁くことを止めることです。姦通の女のように、最も厳しい裁きをなされる主の前に一人で立ち、自らの罪を認めて悔い改める。そうすることで、私たちは御顔を向けられ、命の光に照らされる道を歩むことができるのです。
9月21日(祝)1日修養会の予定でしたが、コロナ状況を鑑み
1時間以内で終了する以下の懇談会に変更します。
9月20日(日)礼拝後 教会懇談会「桐藤先生を迎えて」